「借金問題を解決するために弁護士に相談、依頼するのは最後の手段だと思っている…」
そんな方が少なくありません。
しかし、弁護士へ相談する以外にも借金を解決する方法はあります。
今日の記事では、以下の3つの方法とメリット・デメリットをご紹介します。
①知人、親族に助けてもらう
②おまとめローンを利用する
③司法書士やほかの専門家に依頼する
①知人、親族に助けてもらう
最初の方法は、知人や親族に借金返済を援助してもらう方法、つまり代わりに払ってもらう方法があります。
当事務所に相談に来られる方でも、最初は債務整理を考えていたけど、後になって親が助けてくれることになった、という方もいらっしゃいます。
ただし、知人や親族に借金返済を援助してもらう場合のポイントは、借りている時点の借金全額をすべて代わりに払ってもらうことです。
中途半端な金額を支援してもらっても抜本的な解決にならないため、その場はしのげたとしても、最終的に弁護士に債務整理を依頼せざるを得なくなった、となれば本末転倒だからです。
知人、親族に援助してもらう場合のメリットは、債務整理をするわけでないのでブラックリストに載らないこと、デメリットは、知人、親族に対して大きな迷惑をかけてしまうこと、最終的に誰が借金を負担するのかをきちんと合意しておかないと、後になってもめるリスクがあることです。
②おまとめローンを利用する
弁護士に債務整理を依頼しない場合の2つ目の方法として、おまとめローンを利用する、という方法があります。
おまとめローンとは、借入先が複数ある場合に、総額をある銀行・消費者金融等から借り入れて借金を一本化して返していく方法です。
おまとめローンについてはこちらのサイトで紹介されています。
メリットは、借入先が複数あると管理が困難で返済計画も立てにくいところ、一本化することで管理がしやすくなり、返済計画を立てやすくなります。
デメリットは、借入利息が変わらなければ、経済的な利益は全くない、ということになります。
また、将来の利息の支払いは生ずることに変わりはありません。
③司法書士やほかの専門家に依頼する
3つ目の方法として、弁護士以外に相談する、ということで司法書士やそのほかの専門家と称する方に依頼する方法があります。
ただし、任意整理、自己破産、個人再生という手段を駆使して借金の解決をする専門家として認められているのは、弁護士と司法書士だけで、それ以外は法律上、借金問題の解決に代理人として携わることは違法です。
また、司法書士についても、140万円以上の債務を取り扱ってはならないため、関わることのできる範囲に制限があります。一方で、料金が司法書士の方が安い、というわけではありませんので、弁護士か司法書士のどちらかに依頼するかを迷っている場合には、弁護士に相談、依頼することをお勧めします。価格が大きく変わらず(むしろ安い場合もある)、借金問題の解決のすべてを任せることができるからです。
弁護士と司法書士の違いについてはこちらで詳しく説明しています。
最後に
当事務所は、借金問題・債務整理の無料法律相談を実施していますので、借金でお困りの方は是非ご利用をご検討ください。
この記事で説明したように、必ずしも弁護士に依頼する必要はありませんので、すべての選択肢を見据えながら、あなたの借金を返すためにベストなアドバイスをさせていただきます。
ご予約は電話(011-281-4511)、WEBフォームから受け付けております。