【公務員・個人再生】住宅ローン以外の借金を少なくして借金問題を解決した事例
- 個人再生
依頼主 40代 男性
相談前
相談者は公務員という安定した職に就いていましたが、知人の事業の保証人となってしまい、知人が事業に失敗したことから500万円の借金をすることになりました。その後、借金のために借金を重ね、当事務所に相談に来た時点で1000万円にまでのぼっていました。さらに、2300万円の住宅ローンまで抱えており、極めて深刻な状況でした。
相談後
法律相談を行った結果、安定した収入があること、住宅は保持したいという強い依頼者の希望があったことから、住宅資金特別条項付き個人再生事件によって解決することを提案しました。依頼者との綿密な共同作業によって裁判所の手続をスムーズに完了させ、最終的に借金は240万円にまで減額することができ(36回の分割払い・1月当たり約6万7000円)、住宅ローンはそのまま返すことによって借金問題の解決と住宅の維持を両立させることができました。
川崎 久美子弁護士からのコメント
今回の依頼者の方は、借金を返したい一心で借金に借金を重ねる悪循環に陥っていました。当事務所に相談いただいた時点では、多額の借金でかなり生活が圧迫された状況でしたが、当事務所は受任後、速やかに受任通知を送付して債権者からの督促をストップしました。何とか自己破産を回避して自宅を保持するという依頼者の希望を実現しました。その後、依頼者からお礼の言葉をいただき、弁護士として良い解決に貢献できて嬉しく思います。借金の法律問題はなるべく早い相談がより良い解決に繋がります。今回は個人再生という方法がとれましたが、もっと早ければ任意整理という方法もありましたし、逆にもっと遅ければ自己破産以外には手段はなかったかもしれません。借金問題でお悩みの方は、いつ相談すればよいか分からない、と言う方もいると思います。それでも、返済が厳しくなってきたらなるべく早く専門家に相談することをお薦めします。道民総合法律事務所は、債務整理の無料相談を行っておりますので、借金問題でお困りの方は遠慮無く当事務所の無料法律相談をご利用下さい。