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無視せず、早めに行動を!
ある日突然、自宅に「督促状」や「催告書」と書かれた封筒が届いたら…。
驚きと不安で動揺してしまうのは当然です。
「開けるのが怖い」「何もしないでいれば、いずれ忘れられるかも…」と無視してしまう方も少なくありません。
しかし、督促状や催告書は“借金問題が本格化するサイン”です。
対応を誤れば、財産や給与の差押えなど深刻な事態に発展する可能性もあります。
本記事では、「督促状 対応」「債権回収 書類」「催告書 無視」といった観点から、
書類の意味・放置のリスク・正しい対処法について、債務整理の専門家である弁護士がわかりやすく解説します。
督促状・催告書とは?まずは正確に書類を把握しよう
督促状とは?
督促状は、債権者(貸金業者・クレジット会社・携帯会社など)が、
「約束の返済がされていません」として支払いを催促するために送る書面です。
- 返済期日を過ぎた際の「最初の警告」
- 内容は、支払期日・金額・振込先など
- 多くは封筒に「重要」「至急開封」と明記されている
催告書とは?
催告書は、督促状よりもやや強い調子で、「これ以上滞納が続くと法的手段に出ます」という最終通告的な役割を持つ書類です。
- 通常、督促状を無視した後に届く
- 「支払期限までに返済しない場合、裁判・差押えに移行する」と明記されることも
これらの書類は、単なる“お知らせ”ではなく、差押えなどの強制執行に至る前段階の重要な警告です。
督促状・催告書を無視するとどうなる?
最終的に「財産や給与の差押え」に至る可能性も
「とりあえず無視しよう」「連絡を取るのが怖い」と催告書や督促状を放置すると、法的手続きに発展する可能性が高まります。
- 内容証明郵便で再度通知
- 裁判所から支払督促や訴状が届く
- 判決が出れば、強制執行(給与・銀行口座の差押え)のリスクが現実化する
一度でも差押えが始まると、給料の一部が天引きされたり、口座が凍結されて生活に重大な影響が出る恐れがあります。
督促状・催告書が届いたときの正しい対応
1. 絶対に「無視」しない
最もやってはいけないのが、「開封しない」「放置する」ことです。
たとえ今すぐ返済できない状況であっても、対応の意思を見せることが非常に重要です。
2. まずは冷静に中身を確認する
- 誰からの通知なのか(貸金業者、カード会社など)
- 金額や支払期日、振込先は明記されているか
- 裁判所名や「支払督促」など法的手続きの記載があるか
書類の種類によっては、法的な手続へのカウントダウンが始まっている可能性もあります。
3. 支払いが可能であれば、速やかに連絡・返済
滞納が軽度であれば、分割払いの交渉が可能な場合もあります。
債権者に連絡を入れることで、状況が大きく悪化するのを防げることもあります。
4. 支払いが困難な場合は、弁護士に早急に相談
「収入が不安定で返済ができない」
「複数の業者から督促が来ていて対応できない」
このような場合は、債務整理のプロである弁護士にすぐに相談することをおすすめします。
督促状が届いたら、債務整理で解決できる可能性が高い
弁護士に債務整理を依頼すると、以下のような流れで負担を軽減することができます。また、弁護士へ依頼した段階で督促等の連絡がストップするので、精神的な余裕も生まれます。
任意整理の場合(裁判外で和解)
- 督促・取り立てが即日ストップ
- 将来利息をカットし、返済総額を減額
- 分割払いで月々の返済を軽くする
個人再生・自己破産の場合(裁判所を通した解決)
- 元本を大幅に圧縮、もしくは借金を帳消しに
- 生活の立て直しを法的に支援する制度
債務整理は、決して“特別な人だけが使う制度”ではありません。
督促状や催告書が届いた時こそ、法的解決を真剣に考えるタイミングなのです。
督促状・催告書への対応は、女性弁護士にご相談を
「怖くて誰にも相談できなかった」
「家族や職場にバレずに解決したい」
そんな悩みを抱える方こそ、安心してご相談いただける体制を整えています。
北海道・札幌市に根付いた道民総合法律事務所では、
- 初回相談無料
- 女性弁護士が丁寧に対応
- 分割払い可能
- 家族に知られないよう最大限の配慮
安心してご相談いただける環境で、あなたの不安を解消へと導きます。
まとめ
書類が届いたら「すぐに相談」が解決の第一歩
- 督促状や催告書は、「法的手続きの一歩手前」の重要な警告
- 無視すると差押えなど深刻な事態に進行するリスク
- 支払いが難しい場合は、債務整理で解決できる可能性が高い
- 弁護士への相談で、督促も止まり、生活再建の道が開ける
一人で悩まず、まずは一通の書類から、人生のリスタートをはじめませんか?
道民総合法律事務所が、あなたの一歩を全力でサポートします。