任意整理で借金はいくら減る？

減額の仕組みと実例を女性弁護士が解説

• 「任意整理って、本当に借金が減るの？」
• 「いくら減るのか、具体的なイメージがわかない…」
• 「減額できるとしても、どのくらい現実的？」

そんな不安や疑問をお持ちの方に向けて、この記事では任意整理で借金はいくら減額できるのか、その仕組みと具体的な減額事例をわかりやすく解説します。

任意整理で借金が減る仕組みとは？

任意整理とは、弁護士が貸金業者（債権者）と直接交渉し、返済条件を見直す債務整理の方法です。

任意整理では主に以下のような借金減額の効果が期待できます。

1. 将来利息・遅延損害金のカット

最も大きな減額効果は、将来利息のカットです。

例えば、今後5年で支払うはずだった利息を全てカットすることで、返済総額が数十万円〜100万円以上減ることもあります。

また、延滞している場合に発生する遅延損害金も、交渉により免除されるケースが多く、実質的な負担が軽くなります。

2. 利息制限法に基づく再計算

過去に高金利で借入していた場合、「利息制限法」に基づいて金利を見直し、払いすぎていた利息分を差し引いて減額されることもあります。

※ただし、2010年の貸金業法改正以降はこのケースは減少傾向です。

任意整理でどのくらい借金が減らせる？

具体的な減額事例

ここでは、実際に任意整理によって借金がどれだけ減ったかの「任意整理 減額事例」をご紹介します。

【事例1】消費者金融3社から合計150万円の借入

• 利息：年18％前後
• 月々の返済：6万円
• 任意整理後：利息カット、元本のみ3年分割 → 月々4万1千円に減額
• 減額額：将来利息 約50万円分カット

約3年間の総返済額が50万円以上軽減され、毎月の返済も2万円近く減りました。

【事例2】クレジットカードのリボ払い（残高100万円）

• 利息：年15％
• 月々の返済：3万円（うち元本1万円）
• 任意整理後：将来利息カット、元本を3年分割 → 月々2万7千円に
• 減額額：利息軽減効果 約35万円

長期返済による“リボ地獄”を断ち切り、返済終了の見通しが立ちました。

【事例3】5社合計250万円 → 任意整理で完済可能に

• 支払いが困難になり、返済が滞っていた
• 任意整理で全社の将来利息をカット
• 毎月の支払いが9万円 → 5万5千円へ減額
• 減額効果：将来利息 約80万円分

月々の返済に余裕が生まれ、生活再建につながりました。

任意整理で「元本」が減ることはある？

基本的に任意整理で減額されるのは「利息部分」です。

元本（借りた金額そのもの）のカットは難しいのが原則です。

しかし、

• 法外な利息が設定されていた（違法金利）
• 貸金業法違反がある
• 利息制限法に基づいた再計算の結果、元本も減る

といったケースでは、結果的に元本も減ることがあります。

任意整理で減額できるかどうかはケースバイケース

任意整理で借金がどのくらい減らせるかは、以下のような要素によって変わります。

• 借入先（業者ごとの対応姿勢）
• 借入期間・金利
• 残債額や遅延の有無
• 弁護士による交渉力

そのため、「自分はいくら減るのか？」を正確に知るには、法律の専門家に相談するのが一番です。

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道民総合法律事務所では、債務整理に精通した札幌の女性弁護士が、最初から最後まで丁寧に対応いたします。

まとめ

任意整理で借金は減らせる！まずは一歩を踏み出そう

• 任意整理では、将来利息・遅延損害金をカットすることで返済額を減らせる
• 実際の減額効果は数十万円になることも
• 弁護士に依頼すれば、交渉もスムーズで安心
• 自分の借金がどれだけ減らせるかは、まず無料相談で確認を

「任意整理 借金減額って本当？」「任意整理 減らせる額が知りたい」という方は、ぜひ一度、道民総合法律事務所にご相談ください。

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