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勤務先への影響と職場に秘密で進める方法
借金の返済が苦しくなり、任意整理を検討する中で多くの方が不安に感じるのが「任意整理は会社にバレるのか?」という点です。
実際にご相談でも「任意整理が会社バレの可能性はありますか?」という声は多く寄せられます。
結論から言えば、任意整理は基本的に勤務先に知られることなく手続きが可能です。
以下では、その理由と万が一バレてしまうケース、そして「債務整理 職場秘密」で進めるための対策について詳しくご説明します。
任意整理では勤務先に連絡がいかない
任意整理は、弁護士が債権者(貸金業者)と直接交渉を行う手続きであり、裁判所を介さずに進めるため、勤務先に通知が届いたり、会社に連絡がいったりすることは通常ありません。
また、弁護士が債権者に送る「受任通知」には、本人の勤務先の情報は記載されず、弁護士事務所が窓口となるため、会社に電話や郵送物が届くことは基本的にありません。
任意整理が会社にバレる可能性があるケースとは?
ただし、以下のような例外的な状況では、任意整理が会社に知られてしまう可能性があります。
1. 給与が差し押さえられる場合(※任意整理では原則なし)
任意整理では裁判を伴わないため、給与の差し押さえにはなりません。
ただし、過去に債権者から訴訟を起こされていた場合や、和解が成立しなかった場合などは別です。
2. 会社にお金を借りていた場合
勤務先から借入をしている場合、その債権者(会社)に対しても任意整理を行う必要があり、その過程で知られる可能性があります。
3. 本人のうっかり発言や郵送物の管理ミス
弁護士との書類や連絡内容をうっかり家族や職場で見られた場合に発覚することもあるため、情報管理には十分注意が必要です。
任意整理を職場に秘密で進めるためのポイント
「任意整理 勤務先連絡なし」で安心して進めたい方は、次の点に留意しましょう。
- 弁護士とのやり取りはメールやLINEで完結
電話や郵便を避けたい場合、最初の相談時にその旨を伝えることで柔軟に対応してくれる事務所もあります。 - 郵送物は自宅以外に送る設定に
実家や職場に郵送物が届くとリスクが高まるため、事前に弁護士に相談し、個人名での送付や受け取り方法を工夫することが大切です。 - 給与天引きなどの方法は選ばない
返済方法として給与口座引き落としなどを選ぶと、通帳の明細から知られてしまう可能性があります。自分で管理できる口座からの振込が望ましいです。
まとめ
任意整理は会社にバレずに進められる
「任意整理をした場合の会社バレが不安」という方も、正しい対応を取れば、会社に知られることなく借金問題を解決することが可能です。
大切なのは、職場に影響のない形で進められるよう、債務整理に精通した弁護士に早めに相談することです。
道民総合法律事務所では、債務整理に経験豊富な女性弁護士がプライバシーに配慮した秘密対応を徹底しております。
ご希望があれば、完全オンラインでの相談も可能ですので、まずはお気軽にお問い合わせください。