無職の方の債務整理

無職の方が債務整理をする場合の基本方針

収入がない無職の方でも、債務整理は可能です。とくに、返済原資が確保できない場合は、自己破産により借金をゼロにする手続きが最も現実的な選択肢となります。

一方で、近いうちに就職の予定がある方や、失業保険の受給などにより一定の収入が見込まれる場合は、任意整理や個人再生を検討できるケースもあります。

まずは、ご自身の状況を整理したうえで、弁護士による無料相談を利用し、最適な方法を見つけることが重要です。

無職の方が選べる主な債務整理の方法

自己破産

収入ゼロの状態でも借金を帳消しにできる

無職で収入がない方にとって、最も現実的な債務整理の方法は自己破産です。裁判所に申立てを行い、免責が認められれば、すべての借金が免除され、人生をリスタートできます。

自己破産のデメリット

• 官報に氏名が記載される（一般の方にはまず見られません）
• 一部の職業では手続期間中に資格制限が生じることがある
• 一定以上の財産（車や持ち家など）は処分の対象になる

ただし、これらのデメリットは一般の方が考えるほど大きな問題になるケースは少なく、返済不能なまま借金を抱えるよりは、自己破産によって早期に再出発する方がはるかに有利です。

任意整理・個人再生は就職見込みがある場合に検討

「もうすぐ仕事が決まりそう」「アルバイトやパートで収入が確保できる見込みがある」といった場合は、任意整理や個人再生も選択肢となります。

• 任意整理： 弁護士が貸金業者と交渉して利息をカットし、月々の返済額を減らす手続き
• 個人再生： 裁判所を通じて借金の大幅な減額を図る制度で、一定の収入があれば利用可能

ただし、いずれも継続的な収入が前提のため、就労状況が安定していないと難しい可能性があります。どの手続が可能か、早い段階で専門家に確認することが大切です。

まずは無料法律相談で状況を整理しましょう

当事務所では、これまでに多数の無職の方の債務整理をサポートしてきた実績があります。借金の額や生活状況、将来の収入見込みに応じて、もっとも適した方法を丁寧にご提案いたします。

「もう返済ができない…」「誰にも相談できない…」という状況でも、一歩踏み出せば、必ず解決の道は見つかります。

どうぞお気軽に道民総合法律事務所の無料相談をご利用ください。