任意整理を依頼するうえで最も重要なことは、業者ごとに対応が異なることを注意しなければなりません。
この記事では、当事務所がこれまで多くの消費者金融と交渉・解決してきた実績を踏まえ、クレジットカードであるJCB(株式会社ジェーシービー)に対する借金を任意整理する場合の対応について解説します。
JCBはクレジットカード発行のほか、国際ブランド(JCBブランド)を運営しているクレジットカード会社の最大手の一つです。
1.基本データ
会社名 | 株式会社ジェーシービー |
設立年月日 | 1961年 |
本社所在地 | 東京都港区 |
営業地域 | 全国(札幌市・北海道含む) |
2.任意整理における対応
任意整理の難易度※ |
B(通常の条件での任意整理が可能です) |
返済期間 |
5年間の分割払いが可能です 例外:取引が短い場合(初回借り入れが1年以内)や借入金額が少額の場合(残債務が10万円以内)は、1~3年間の分割となるケースが多いです |
将来利息のカット |
〇:JCBの任意整理では将来利息のカットが可能です |
遅延損害金のカット |
債権届出日までの遅延損害金が付加されます |
保証関係 |
JCBは北洋銀行、ゆうちょ銀行等の保証会社となっています。そのため、これらの債権者に対する任意整理をする場合、JCBからの借入も同時に任意整理を行わなければなりません。 |
※任意整理の難易度:A・難 B・普通 C・容易
3.過払い金の可能性
2007年6月以前にキャッシングを一括払いで利用していた方は、JCBに対する過払い金が発生する可能性があります。
JCBはキャッシングとショッピングの機能がありますが、翌月一括返済の場合におけるキャッシングは法律上の制限利息を超える利息が定められていたからです。
注意しなければならないのは、JCBを国際ブランドに指定してクレジットカードを発行している会社はJCBだけでなく多数存在するので、JCBに対して過払い金を請求できるのはJCB自身が発行したクレジットカード・ローンに限られるという点です。
過払い金が発生しているかどうか、どの会社に過払い金を請求するかについては専門的な判断が必要となるので、債務整理に強い弁護士へ相談することをお勧めします。
4.JCBの任意整理は経験豊富な道民総合法律事務所の無料法律相談を御利用ください
当事務所は、JCBに対して借金を抱える多くの方の任意整理・過払い金請求を解決してきた実績があります。
任意整理を行う場合、業者ごとに適切な対応を行う必要がありますが、債務整理・借金問題において10年以上の経験を有する当事務所はJCBをはじめ、多くの消費者金融との交渉経験がありますので、皆さまにとってベストな解決策を提供することが可能です。特に、JCBに対して2006年以前から取引がある方は過払い金が発生する可能性があるので、スピーディな解決が必要です。
借金問題・債務整理の法律相談は無料ですので、札幌市をはじめとして北海道にお住まいで、JCBへの借金でお困りの方は当事務所の無料法律相談をご利用ください。
なお、法律相談は当事務所へお越しいただいての面談相談とお気軽な電話相談の2種類を用意しておりますので、予約時にご希望お知らせください。
予約は電話・WEBフォームから受け付けておりますので、ご氏名・ご希望の予約日時をお知らせください。 予約電話番号:011-281-4511 WEBフォーム |
※返済期限を過ぎている場合、すぐに弁護士に依頼したい場合は、当事務所へお越しいただき面談での法律相談をご利用ください。